世界で働いておられる主 今この場所でも
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証し#119 執筆担当:河野勇也(九州地区責任主事)
10月18日は、IFES(国際福音主義学生連盟)が定めた各国の学生宣教を覚えて祈る世界宣教祈祷日、「World Student Day」でした。
KGKでは、ここ数年、関東地区の世界宣教委員会がこの日に集会を持ち、その他の地区はZoomで参加していました。今年は午前中に関東の集会に各地区からZoomで参加し、午後は地区ごとに独自の集会を持ちました。
午前はエペソ人への手紙6章の御言葉から、御霊の助けを得ながら、忍耐をもってすべての聖徒のため、また福音宣教のために祈ることの重要性が語られました。午後の九州地区の集会では、世界、日本、地区、ブロック、学内、教会、家族、個人といった各レベルの祈祷課題を祈り合い、それぞれの証しを聞く時を持ちました。
世界の証しについては、グループに分かれ、IFESのホームページから気になる国の学生宣教の証しを読み(英語ですが、現在はネットで容易に翻訳できるため大変便利になりました)、全体で分かち合い、祈る時を持ちました。
また、九州地区から現在オーストラリアに留学している学生の証しも聞くことができました。日本人教会がワーキングホリデーで来ている日本人の必要に仕えていること、寮の日本人の友人が教会に来てくれたこと、そして留学生としての孤独から、日本に来ている留学生の隣人となってほしいことなど、留学生だからこそ語れる証しと祈祷課題を聞くことができました。
個人の証しでは、学生時代に救われた学生の話を聞きました。彼女は未信者家庭の出身で、論理的に物事を考える性格のため、大学1年生のときに伝道されてからも、親のキリスト教への反論を聞いたり、自身の様々な疑いによって、なかなか信じることができませんでした。しかし、祈りを覚え、御言葉を読むうちに、日々の生活の中で神様の恵みを感じるようになり、様々な疑問に対しても神様が答えてくださり、イエス・キリストへの信仰へと導かれました。その場にいたあるクリスチャン学生は、救われた学生の高校のクラスメイトでしたが、当時彼女が救われるなどとは全く想像したこともありませんでした。しかし、救いの証しを聞き、自分の友達が確かに救われたという事実に涙ぐみながら神様の素晴らしい御業を噛み締めていました。
今回、世界宣教のために祈り、証しを聞くことで、主の世界宣教のビジョンに目が開かれ、各国それぞれの困難がありながらもその中で力強く働いておられる主を知ることができました。その主は今、私たちが遣わされているあの場所にも共におられ、働いておられます。私たちの遣わされた地で福音に生きるその日々の歩みもまた主の世界宣教の働きに参与しているのです。
「あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。
また、私のためにも、私が口を開くときに語るべきことばが与えられて、福音の奥義を大胆に知らせることができるように、祈ってください。」エペソ人への手紙6章18~19節






