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人生が変わる一週間

  • 執筆者の写真: KGK公式ブログ
    KGK公式ブログ
  • 50 分前
  • 読了時間: 3分

証し#129 執筆担当:山形宣洋(関東地区担当主事)


陳腐に思われるリスクを承知で、このタイトルをつけました。なぜなら私自身が、NETの一週間を通して人生が変わった者だからです。


「NET(National Evangelical students Training)」は、全国規模におけるキリスト者学生の訓練会です。①学び、②静まり、③宣教、をコンセプトとしており、全国規模における「交わり」がコンセプトに入っていないのも特徴と言えるでしょう。参加者の中には「交わり」を求めて参加する者もいるため、自分一人の時間(静まり)が多いことに戸惑いを覚える者もいます。しかし、重厚な神学的学びを体験し(学び)、それが実生活にどんな意味を与えるのかをたっぷり思い巡らし(静まり)、福音から溢れ出る喜びを分かち合う(宣教)という流れは、KGKの他の合宿とも一線を画す、学び漬けの、静まり漬けの、宣教漬けの一週間なのです。


様々なツールの発達により、私たちの生活は便利になりました。生産的であることが正義となり、何事も、早ければ早いほど評価される世界です。そのような中で、一週間も「静まり」をコンセプトとする合宿に参加することは、勇気のいることでしょう。ただ、勇気をもって「静まり」を取り分け、これまでのことを振り返り、神様の取り計らいを受け止める「静まり」は、実に贅沢な時間なのです。これは経験した者にしか伝わらないと思います。贅沢だと感じる理由は、私たちが普段、忙しすぎるからなのでしょう。


NETは、急かしません。答えを求めることを急かしませんし、言語化することも急かしません。ゆっくりと、じっくりと、時間を過ごす。それが人生で唯一許されると言っていい一週間です。私はこの一週間があったからこそ、将来は学生伝道に献身をしたいと踏み出すことができましたし、私と同様に、NETを人生のターニングポイントに挙げる友人がいるのだと思います。


華やかさが売りではないNETは、一時の高揚感や一体感はあまり期待できないかもしれません。ただ、確かな信仰の足場を確認させてくれる一週間となることはお約束できます。私たちの遣わされる地は華やかではありません。地味で、いつもの日常が広がっています。だからこそ、地味なNETは、私たちの日常を絶えず意識させてくれるのです。そして最終日には、あの日常でどう歩みたいのかが、学生のリアリティに即した、相応しい言葉で紡がれていくのです。


まもなくNETが始まります。学生の皆さんは、ぜひ期待して臨んでいただきたいと思います。卒業生の方は、参加する学生たちが、思いっきり学び、静まり、宣教へと向かっていける時間となるようにお祈りください。場所は違っても、読者の皆様と祈りによって共に学生宣教に携われることを心から願っています。

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