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支える会形成によって知る主のみわざ


証し#63 執筆担当:戸澤元宏(関東地区担当主事)



主事としての歩みも1年が経ちました。KGK運動が主の働きであることを常々覚えさせられる歩みでした。そのように感じる機会は様々ありましたが、一つは「支える会形成」を通してでした。主事たちはそれぞれ「支える会」と呼ばれる、卒業生や教会の方々からなる、交わりによって支えられています。そして、その方々の祈りと献金によって、主事たちは宣教の場に送り出されています。


支える会形成は私が主事になる数ヶ月前から始まりました。主事になるにあたり、ミニストリーの大切な一部として「支える会形成」をするように教えられ、取り組んできました。ただやはり、自分の名前が前に出て、「献金してください!」と言うことには、それなりの躊躇いがあります。「僕の働きではなくて、神様の宣教の働きです!」といくら言っても、自らアピールすることには、なんだか申し訳なさと、気恥ずかしさとがあります。それは本来には感じなくて良いものだと頭では理解していても、心はそう感じてしまったりもします。


それでも感謝なことは、支える会に人が集められて、今も集められ続けていることです。現在、私は支える会の皆様に、隔週で祈祷課題をシェアしています。メーリスには100名以上の方々がいます。またメーリスには入っていない教会の信徒の方々も合わせると150名近いの方々がKGKの働きを覚えてくださっています。これだけの祈りの戦士が、「戸澤元宏を支える会」を通して学生宣教の働きに携わっています。そしてそのような交わりが、私に限らず、それぞれの主事の背後で持たれています。祈りは数ではありませんが、祈りが何よりの宣教の武器であること信じる私たちにとって、このことは大きな励ましです。


また主事たちには月々、各主事指定にいくら献金があったかの報告を受けます。毎月来るその報告を見るたびに、額に関わらずお一人おひとりの主への献身を見るようで、厳かな思いにさせられます。さらに不思議なのが、支える会の方々によって、支える会の輪が広がっていることです。すでに支える会に加わってくださっている方が、私がお配りしたチラシを使って、私が知らない方にも祈りと献金を自主的に呼びかけてくださり、宣教の担い手が次々起こされていく不思議を見ています。全く知らない方から「祈っています。献金したいです。」と言っていただくこともありました。この春も昨年度までの学生たちが、卒業生として何名か支える会に加えられました。


胸を張って言いますが、私自身の力では、ここまで人を集めることも、献金を捧げていただくことも絶対にできません。だからこそ、KGK運動が主の働きであることを覚えます。そして私にとって「支える会」とは、この主の働きを共に担ってくださる「同労者」の交わりです。主のみわざのために、この交わりがますます用いられていくことを心から願います。

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