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全ての国民(くにたみ)が一つとされていくために


証し#64 執筆担当:小林祐(世界宣教部長・留学生宣教責任主事



その後、私は見た。すると見よ。すべての国民、部族、民族、言語から、だれも数えきれないほどの大勢の群衆が御座の前と子羊の前に立ち、白い衣を身にまとい、手になつめ椰子の枝を持っていた。彼らは大声で叫んだ。

「救いは、御座に着いておられる私たちの神と、子羊にある。」

ヨハネの黙示録7章9節-10節(新改訳2017)



2024年度から、関東地区主事から世界宣教部長・留学生宣教責任主事の働きへと異動することになりました。これまでと同様に、日本人学生との関わりは続いていきますが、より留学生にフォーカスした働きに変わります。


私自身、学生時代に留学する機会が与えられ、IFES(KGKが加入している世界規模の交わり)のつながりで、ベラルーシのKGK(CCX)に参加しました。そこでも留学生宣教が活発になされており、あたたかく迎えていただきました。数ヶ月後、私もベラルーシ人や留学生たちと一緒に宣教チームに加えられ、他の留学生たちに福音を伝える機会が沢山与えられました。


その機会を通して、同じ境遇である留学生同士だからこそ、互いに心を開いて信仰を分かち合うことができることを学びました。また、ベラルーシ人にも「日本人のクリスチャンと初めて会った」と福音を伝えるきっかけも多く与えられ、「国籍が違う」という難しさ以上に、主がその「違い」すらも用いてくださることを学びました。


その後、2021年度から主事として働かせていただく中で、海外でのカンファレンスなどにも参加し、ますます世界宣教に目が開かれてきたことを実感しています。私自身が与えられている経験や能力、時間には限界があります。しかし、主が今日も世界を支配しておられ、共にいてくださる限り、確かに歴史は神の国の完成へと一歩一歩進んでいると信じます。


日本の地でも、留学生と日本人学生が「一緒に」活動する中で、主の宣教の業が広がっていく御業を見させていただきたいと心から願います。そして、キリストにあってひとつの民とされた私たちが、共に愛し合い、助け合う姿が、主に仕え合う姿が、大きな宣教の力になっていくと信じています。


「救いは、御座に着いておられる私たちの神と、子羊にある。」


全ての国民が一つとなって、この賛美の歌声を奏でるその日まで、世界の痛みと共におられる主の導きを仰ぎながら、遣わされた地で福音に生き続けていきたいです。




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