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北陸で発揮される学生主体

  • 執筆者の写真: KGK公式ブログ
    KGK公式ブログ
  • 4 日前
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証#99 執筆担当:成実朝子(北陸地区責任主事)


私は2023年4月から北陸地区(富山・石川・福井)で働いていますが、北陸はコロナの影響で学生が減り、私が赴任した時には学生の委員会がない状態でした。学生主体というスピリットがあるKGK。私はこのような状況で働いたことがなかったので、23年度は特に、行事の計画も実施も主事が中心に行うことに戸惑い、意思決定していくプロセスにも悩み、学生たちが主体的に活動することがどれ程大切で豊かなことかを感じました。

2024年度の後半、各県に1名ずつ、1年生で北陸地区KGKの会員になる学生が与えられました。そこで(規約にはありませんが)「各県代表」という、県内の様子を共有し学生会の活動を調整する役割について話すと、彼らはやってみたいと言ってくれました。(私は密かに、この集まりが規約にある運営委員会になったらと思っていましたが、学生会員の話し合いで、運営委員会ではないということになりました。)


その後、春期学校中、この3人に25年度の新入生歓迎会について基本のアイデアを伝え、具体的にどうやるか考えて欲しいと伝えると活発に話し合ってくれました。4月にその中の1人に「今度、ミーティングしたいね」と伝えると、「3人のLINEグループあるんですけど、成実さんも入りますか?」と聞かれてびっくりしました。彼らは先に動き出していたことに加え、私が外されていたからです…。そして、そのグループに入れてもらうと、さらにびっくり。LINEグループの名前が「チームみっくす」だったからです(みっくすは私のあだ名ですが、今の学生が直接呼ぶことはありません)。

主事は学生をサポートするためにいるのに、学生が私をサポートするグループ名になっていることに苦笑しましたが、その気持ちをありがたく受け止めています。そして北陸地区で、学生が主体的に活動する在り方を取り戻していくために、これからも学生たちと取り組んでいきたいと思っています。

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