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ビジョンと祈り


ショートメッセージ#28 執筆担当:鎌田泰行(関東地区責任主事)



「しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」

使徒の働き1章8節(新改訳2017)


みなさんは自分の小ささを感じることがあるでしょうか。私は、学生時代も今も、いろんなことで、「これは自分の力を超えている!」と感じて圧倒されることがあります。私たちが担っている宣教の働きについてもそう感じることがあるのではないでしょうか。しかし、聖書の神様は、ごく少数の人たちの、ごくわずかなリソースを使って、大きなことをしてくださるお方です。


冒頭に掲げた箇所において、イエス様はとてつもなく大きな、世界宣教のビジョンを分かち合います。死からよみがえったイエス様は、天に挙げられる日、使徒たちに使命を委ねます。あなたがたは、わたしイエスが死んでよみがえった救い主、神の国の王であることの証人となる。ここエルサレムに始まって、そこを取り巻くユダヤ地方、隣接するサマリア地方、そして、世界の果てまで、と。

これを聞いて、使徒たちはどう感じたでしょうか。きっと、驚いたのではないでしょうか。エルサレムには、イエス様に敵対する人たちがいます。サマリアには、にっくきサマリア人がいます。そして世界の果てって……?しかも、イエス様はそこで天に挙げられていなくなってしまいました。このビジョンの前に、自分の小ささや弱さを感じたのではないでしょうか。


しかし、イエス様は、彼らがその使命を自分たちの力だけで果たすように、とは言われませんでした。「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます」と約束されました。


聖霊とは何者でしょうか。聖霊は、三位一体の神様の一位格です。「力」や「フォース」のようにイメージされがちですが、悲しんだり喜んだりされる、「人格的な」存在です。聖霊は創造に関わり、旧約聖書においては、神様が立てた王や預言者や祭司たちに、奉仕の力を与えました。聖霊は、イエス様がメシアとしての働きを始めた時に、イエス様に臨まれ、使命を全うする力を与えました。


聖霊は、「助け主」「真理の御霊」です。聖霊こそが、私たちがクリスチャンとして、福音に生きるためすべての力と助けを与えて下さるお方です。聖霊が宣教の力を与えてくれます。聖霊が私たちに神の愛を分かるようにしてくださいます。福音を分かるようにしてくれます。祈りを与えます。この聖霊は、父なる神のもとから、主イエス様が注いで下さいます。また、聖霊を通してイエス様が、私たち一人一人のうちに、そして私たちの交わりのうちにおられます。


使徒たちはこのあとエルサレムに戻って祈ります。何を祈っていたのでしょうか。主に委ねられた使命を全うすることができるように、聖霊の力が臨むように祈っていたのではないでしょうか。


十日に及ぶ祈りの時の後、ペンテコステの日に聖霊が注がれます。そしてそこから、イエス様の言われたとおりに、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらには世界の果てであるローマまで、忠実な証人たちによって、福音が広がっていきます。使徒たちも、伝承によれば、アフリカや、中央アジアといったところまで宣教に赴いたそうです。なんと驚くべき神様の御業でしょうか!

私たちもまた、聖霊の力が私たちの交わりに臨むように祈ることができます。それぞれの学内、ブロック、同期会、委員会、地区の全ての活動と交わりに、天におられるイエス様から聖霊がさらに注がれ、主の愛と力によって宣教が前進するように祈りたいものです。


使徒の働きを読むと、宣教の大きな前進がある前には、クリスチャンたちが集まって祈っている様子が描かれています。私たちも、主に委ねられた使命を全うすることができるように、聖霊の力を求める祈りを積み重ねてゆこうではありませんか。KGKを通して、日本にいる学生たちの間で、そして全世界で、神様の力によって福音宣教がいっそう前進してゆきますように!

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