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Re:Think 卒業生会のアイデンティティ

更新日:9月26日


証#80 執筆担当:塚本良樹(副総主事・卒業生宣教局長)

 

7月13日から15日の日程で、全国卒業生会代表者会議がもたれました。各地区卒業生会の代表が一同に集まる代表者会議が始まったのは 1991年でした。その後2002年からは、各地区で順番に開催する「全国行脚」を経て、その後は東京・大阪・名古屋など集まりやすい地区で開催されていましたが、コロナ禍でのオンライン開催を経て、再び交わりの回復と各地区卒業生会の励ましを目的として、お金はかかりますが、再び各地区で順番に代表者会議を開催することを予定しています。2022年は東京で、2023年は大阪でもたれ、今回は岡山県の日本聖約キリスト教団ユースセンター牛窓で開催されました。

 

今回の代表者会議のテーマは、「Re:Think~卒業生会のアイデンティティ~」でした。地区ごとに、実に多様な卒業生会ですが、共通のアイデンティティとして、KGKを「支援」することと、生涯にわたって遣わされた地で福音に生かされ、KGKを支えるための「交わり」をもつことがあります。それを、各地区のリーダーたちが、静まりと学び、交わりのなかで、互いの地区の取り組みから学び合うなかで、再び考え、受け取り、各地区に持ち帰っていきました。 


今回の代表者会議の大きな特徴は、若いリーダーたちが多く集ってくださったことです。もともと、宿泊を伴うイベントですので、独身かつ若い卒業生が多いという特徴はありましたが、今回は特に卒業して2年目の23卒の卒業生が各地区から参加し、学生時代の再会を喜んでいる姿が印象的でした。もちろん、年長の卒業生も来てくださり、長い卒業生会リーダーとしての歩みからの喜びと葛藤を率直に分かち合ってくださいました。

 

また、中四国地区での開催ということで、中四国地区の卒業生4名と、中四国地区担当の鈴木俊見主事と井上暁希 GA が参加してくださいました。中四国の卒業生の1人は鳥取から、1人は香川からはるばる参加してくださったのですが、中四国地区の広さ、それに 

伴う対面での交わりの困難、それでも交わりを建て上げようとする情熱、そして全国の卒業生リーダーへのホスピタリティに感動を覚えるひとときでした。日曜日には、岡山のいくつかの地域教会で共に礼拝を捧げられたことも感謝なことでした。

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