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礼拝に招かれる神


ショートメッセージ#18 執筆担当:高木雄基(事務宣教局次長)



『主の軍の将はヨシュアに言った。「あなたの足の履き物を脱げ。あなたの立っている所は聖なる場所である。」そこで、ヨシュアはそのようにした。』(ヨシュア5章15節)


キリスト者として生きようとするとき、「戦い」が沢山あります。勉強や仕事、奉仕、人間関係などなど…。ヨシュアも大きな戦いに直面していました。イスラエルの民と共に念願の約束の地に入ったものの、これからいつ終わるとも分からない戦いに臨もうとしていました。そして、戦いの厳しさを象徴するように目の前にはエリコの城壁がそびえ立っているのです。ヨシュアは荒野を導いた神が共におられること、その地がすでに与えられているという神の約束を知っています。しかし、イスラエルの民の神に反逆する姿、その罪や弱さをも知っていました。ヨシュアはエリコの草原で一人になって、頭の中で様々なことを思い巡らし、緊張し、恐れを抱えていたのではないでしょうか。私たちもキリスト者として天の御国に至る約束の道を歩み続けながらも、自身の弱さや罪による不安や恐れに苛まれることがあるでしょう。


そのような時、ヨシュアの前に剣を持った一人の人が現れます。ヨシュアは彼のところに歩み寄って「あなたは私たちの味方ですか、それとも敵ですか」と問うのです。戦いを前にする者にとって、もっともな問いです。しかし、返ってきた言葉は「いや、わたしは主の軍の将として、今、来たのだ」でした。

ヨシュアは、これを聞くや否や顔を地につけて伏し拝みます。この戦いはイスラエル軍による戦いなのではなく、主の戦いなのだということを悟るのです。主が主体である戦いであり、自分は主の軍のしもべであると目が開かれるのです。同じように、私たちが直面している日々の戦いは主のものなのです。もはや「誰が味方で、誰が敵か」という不安と恐れの二者択一に縛られることはない、主の臨在に応答する人生を歩むことが出来るのです。


しもべとして主のことばを求めるヨシュアに、主の軍の将は「あなたの足の履物を脱げ。あなたの立っている所は聖なる場所である」と語られました。足の履物を脱げとは、礼拝への招きです。自分を主権とする生き方を脱ぐことで、礼拝する者に変えられるのです。わたしが戦うから、信頼してほしいと主がおっしゃってくださっているのです。私たちが今立っている場所は主の領域です。教会、仕事、家庭、全ての領域において、私たちは自身の履物を脱ぎ、主の栄光の証人となっていくのです。私たちは今日もこの遣わされた場所において、主を礼拝する生き方に招かれているのです。

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