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真のリーダーに信頼して


証し#37 執筆担当:牧理歩(関東地区実行委員会委員長)



実行委員長の奉仕依頼が来てから決断するまでの2週間、神様が信仰の友やみことばを通して私に語って下さいました。


依頼が来た際にまず「私には実行委員長は無理だ。」と思ったのを覚えています。関東地区は全国の中でも大規模です。進路のことも考えると、こんな大きな奉仕に時間をかけていられないとも思いました。小学生の頃から追い続けている将来の夢を叶えることが第一優先でした。しかし、神様は先輩、同期、関東地区のキャンプ、ブロック合宿を通して、2つのことに気づかせてくださいました。


1つ目は、リーダーは実力があるから担うというわけではないということ。リーダーにふさわしくない弱い存在でも神様が導かれるのなら、必ず働きを強めて豊かなものとし、成し遂げてくださるということに気づかされたのです。聖書に出てくるリーダーたちもそうでした。


2つ目は、自分の力で握りしめようとしているものがあったということ。自分の十字架を負って生きなさいと3度もこの期間に語られました。そして2人の“主人”には仕えられないことにも気づかされました。自分の主人は神様か、それとも自分や世の富か。いつからか自分が心の王座に座り、自分で人生を成功させようとしていました。それを全て明け渡し、御心のままになるように忍耐して委ねていく歩みが神様の喜ばれる道であったのです。


渋谷とBAYブロック間ではキャンパスが分かれている大学が多く、休暇期間は合同で合宿をしています。夏合宿では、裏切られ罵られても泥沼から救うために十字架にかかってくださったイエス様について語られました。本物の深い愛に応えたいという思いが涙と共に溢れてきました。最終日に講師の先生から「イエス様についていきたいという人は手をあげてください。」と招きがあった際、私は手をあげないという選択肢がありませんでした。小さい頃からキャンプの最終日のメッセージの招きでは手を挙げられなかった私ですが、神様がこの時一緒に手をあげてくださったような気がしました。


決断後、神様から絶対的な安心感が与えられ、周りに最強の助け手と祈り励ましあえる仲間が与えられています。実行委員会の委員長は神様です。これからの歩みも主によって確かなものとされて導かれると信じています。


奉仕が始まった今も弱さを何度も覚えていますが、弱さのゆえに主の助けが必要不可欠であることを知り、心の底から主を求める祈りが生まれてきます。主によって開かれる最善のマラソンコース。上り坂や下り坂も主について走り、涙と共に溢れる恵みを受け取とろう。


「誰でも私についてきたいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負い、私についてきなさい。」ルカの福音書9章23節

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