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教会における信仰継承について・その4


コラム#4 執筆者:吉澤慎也(総主事)



教会における信仰継承について考えている。

今回のテーマは「信じることを知的に励ますこと」。


私は小さい頃から教会に通っていたが、教会で聞く聖書の教えと、学校で教えられる事柄の間には、時に違いがあることを感じながら育った。例えば、教会では「人間は神様によって造られた」と教えられ、学校では「人間はサルから進化した」と習う。両者の教えには矛盾があるように私には感じられた。しかし私はこの矛盾について、教会の誰かに尋ねることを積極的にはしてこなかった。何となく、聞いてはいけないような気がしたからだ。


そんな私は、教会の教えと世の中の教えとは別々のものなのだと、無意識のうちに二元的に考えるようになっていった。そしてこの考えは、私の中にクリスチャンであることのマイノリティコンプレックスを知らず知らずのうちに育んでいったように思う。学校ではもしかしたら自分だけが違うことを信じていて、それはもしかしたら他のみんなには受け入れ難い非常識・非合理な事柄なのだろうと、肩身の狭い思いを抱くようになっていった。どうやらキリスト教信仰というのは、根拠の薄弱な事柄を、無理矢理、疑わずに信じることなのか。


そんな私にとって、中学生の時に参加した教会関係のキャンプで進化論と創造論についてより詳しく教えられたことは大きな励ましとなった。また、大学生の時にKGKでイエス・キリストの復活を信じることについての合理的な説明を聞いた時も同様だった。端的に言うと、キリスト教信仰に自信を持つことができるようになったのだ。信じちゃっても大丈夫なんだなと。


私はこれまで、キリスト教に自信を持てない学生たちに会ってきた。そんな若者たちには、信じることを知的に励ます弁証学的なアプローチが有効だと考える。特にクリスチャンホーム出身の2世の若者の中には、このような話を聞きたいと願っている人も少なくない。未信者よりもむしろ、既に信仰を持っているクリスチャン青年にこそ、このような取り組みが必要だと言えるだろう。

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