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主の弟子となるための交わり


良書紹介#9 執筆担当:矢島志朗(卒業生宣教局次長・研修メンバーケア部長)


【ハンス・ビュルキ著 多井一雄訳、『主の弟子となるための交わり』いのちのことば社、1199年】 KGKで大切にされ続けてきた「人格的交わり」。学生たちが聖書から、交わりの意味や心がまえについて学び、訓練される機会が多くあることは、KGKの素晴らしい財産です。本書は、その学びが提供される上での一つの、また貴重なリソースとなってきたものです。


著者のハンス・ビュルキ氏(1925-2002年)はスイスのキリスト者学生で指導をし、またIFES(国際福音主義学生連盟)でも約20年文書伝道主事や副総主事として仕え、霊的指導者としてKGKの霊性にも大きな影響を与えた方です。


本書の副題は「日々の生活の中で霊性を培う」です。第一部では、信仰生活のあり方が丁寧に述べられて、静まりの大切さ(神の声を聴き、心の対話をする備えとなる)の指摘もなされます。第二部・第三部は、信仰における交わりの基礎づけと実践についてです。「孤独と交わり、人生はすべてこの二つから成り立っています。」(84p)との言葉に続き、私たちが交わりに生きることを学んでいく基礎は「ふたり」の関係であり、また交わりには「服従」「規律」「鍛錬」の三つの特徴があり、最終的にはキリストを知ることが交わりの目的であることが述べられます。


本書の内容で私が一番印象に残っているのは、対話には①情報の分かち合い②意見の分かち合い③自分にとっての意味(深い感情)の分かち合い、という三つのレベルがあるという指摘です。どのような交わりが意味深く、より神様を知ることができるかの理解が整理されて、交わりを励ますにあたっての大きな助け、指針となってきました。


信仰生活、交わりについて、読むたびに新たな気づきと深い理解を与えてくれる書です。

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