証#73 執筆担当:飯沼偲(東海地区責任主事)
いつもKGKを覚えてお祈り、ご支援くださり心より感謝いたします。
東海地区では今年度「アップデート~喜んで主に仕えるために」というテーマを掲げています。これは会員の学生にとって、コロナ禍でのオンラインの活動から、対面の活動に切り替える中で、今までの形を続けるということではなく、やり方や姿勢を「アップデート」していく必要があるという思いが与えられたからです。
オンラインでの活動は、「学内」「ブロック」「地区」の区分が曖昧になりやすいという課題がありました。すべての活動が同じ部屋から行われるため、その活動の違いや意味を見失いやすかったのです。よく顔を合わせる学生同士であっても、相手の学校や学部を知らないという状況もありました。ですから、このテーマに取り組むことを通して、与えられたお互いの人格をよく知り、交わりの目的をもう一度思い出し、整え、喜んで仕える共同体となっていきたいと願っています。
そのような思いのなかで、学生たちは今学内活動の意味を考え直し、再建していく姿勢が与えられています。また主が新入生をたくさん与えてくださったこともあり、東海地区では今年度新しく始まった(卒業生のみなさんにとっては「再開した」と思われる)学内も多くありました。コロナ禍で、様々な活動が止まっていたように思われることもありましたが、卒業生も含め、多くの祈りがささげられ、支援が続けられていたからこそ、今、こうして学内活動が起こされているのだなと改めて感じさせられています。
学内活動・そこに遣わされた学生たちが、この時代に、この場所に生かされている意味を受けとめ、主にある奉仕をささげていくことができるよう、続けてお祈りいただければ感謝です。