証し#54 執筆担当:飯沼偲(東海地区責任主事)
今年度の東海地区は「ととのう ~背中、流そうか~」というテーマで歩んでいます。サウナ用語の「ととのう」という言葉を用い、日常生活でたくさん「やるべきこと」がある中で、神様と交わる時間を大切にし、その土台の上で交わりを大切にしていきたいという思いからこのテーマになりました。
学生たちの現状として、スマホやSNSによっていつも外の世界と繋がっています。情報を入手し、発信し、小さな「新聞社」を個人で営んでいます。記事のために映える写真撮りなどでとても忙しくしています。そんな現代学生の課題はやはり、「静まる」ことだと思います。学生たちも自分自身の忙しさを知っているのか、世間一般の学生たちの中でも「チルる」という言葉を時折聞きます。英語のスラング「Chill out」を語源にして「まったりする・落ち着く」という意味合いで使われます。
学生たちは一人でいるとスマホの通知を気にし、次の投稿のために物事に目を光らせています。クリスチャン学生は自分自身の忙しさから解放される難しさと同時に、神の前に「チルる」のにも難しさを感じます。そのため、東海地区では1対1の交わりを大切にし、共に集まり、神の前に「チルる」ことを互いに励ましています。
互いに温泉に行ったり、喫茶店で過ごしたりなど、互いに神のなさったわざを思い返し、神の前に「チルる」のです。
現代の学生に必要な安らぎが神のもとで与えられるように、そしてその安らぎが学内に広がっていくことがでいるように、共に祈ってくだされば感謝です。
東海地区年間テーマ聖句
”平安のうちに私は身を横たえ すぐ眠りにつきます。
主よ ただあなただけが安らかに 私を住まわせてくださいます
詩篇4篇8節
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