あなたの若い日に
- KGK公式ブログ

- 5月14日
- 読了時間: 3分

証し#143 執筆担当:松島基紀(関東地区担当主事)
大学1年の冬、19NCを通して私は献身の召命を受けました。ヨナ書を通して自分の弱さを知り、しかしそんな弱さを覆い尽くす神の圧倒的な愛が注がれていることを知る経験でした。そこから私は、どういう形で具体的に主に仕えることができるだろうか、ということを祈り求め始めました。
そんな私の学生生活の4年間はKGKにどっぷりと浸かっていました。学内の交わりから始まり、ブロック、地区役員、同期会にいたるまで、ほとんどの場面で担当してくださったのが塚本良樹主事でした。学年が上がってリーダーとしての奉仕が増えていく中で、塚本主事は一人のメンターとして私に向き合ってくれました。月に一度、二人でじっくり交わりを持ちながら、信仰的にも実務的にも多くのことを教えてもらいました。年が一回りほど上の良樹さんだったからこそ、心を開いて相談できたのだと思います。同時に、良樹さんのように経験を重ねた主事にしかできない関わりがあることも、そばで見て感じていました。主事という働きはどの年代でも用いられていくことを知りつつ、今の自分には今の自分にしか持てない「若さ」という賜物があると気づかされ、このところで仕えていきたいと祈りを重ねるようになりました。
学生時代というのは、人生の中でも特別に自由な季節です。時間の使い方も、どこに身を置くかも、突然すべて自分で決められるようになる。だからこそ教会から離れていく若者も少なくありません。そのような自由の中で、それでも御言葉の交わりに集い、御言葉に従って生きようとする学生たちが、70年以上にわたってKGKに起こされ続けてきました。その姿を見るたびに思うのです。この「若い日」を御言葉に立って歩もうとする学生たちに仕えられるのはなんと幸いなことだろうかと。自分もまたその若い日に召しを受けた一人として、同じ季節を生きる学生たちのそばに立ち、共に歩みたい。その思いが、祈りを重ねるごとに深まっていきました。
大学卒業後、私は神学校へ進みました。主事として働くビジョンを持って入学したものの、卒業後に実際どこへ遣わされるかは正直わかりませんでした。それでも4年間祈り続ける中でビジョンは与えられ続け、周囲の理解を得ながら道が開かれていきました。今振り返ると、神学校の4年間もまた、確かな主の導きの中にあったと思っています。
そんな歩みの中で、私を支え続けた御言葉があります。
「神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。」(ピリピ人への手紙 2章13節、新改訳2017)
この歩みはすべて、神が望ませ、行わせてくださったものだと感じています。その恵みへの感謝を胸に、この働きに精一杯臨んでいきたいと思っています。


